病気が教えてくれる、病気の治し方

病気が教えてくれる、病気の治し方
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この本は1年以上前に購入して一通り読んだ筈なのですが・・・今回再読して、私の中にすごくしみ込んできた内容だったのです。前回読んだあれはなんだったのだろう?(よくあることだけど)

表紙がいいんですよ〜(*^_^*)カワイー。表紙のイラストが内容を全て語っています。





病気と症状の章では、これら二つを別に考えていて、病気は意識レベルで、症状は身体レベルとして区別しています。人間の意識は見えません、だけどある人間が病気になると症状がその身体に現れて意識が可視できる状態になるのです。症状がでると嫌でも症状に注目せざるを得なくなって、症状は目的を達します。そこで症状をなくす方向ではなく、意識する、目を向けることによって、病気は変換される、つまり治癒がはじまり、健康になっていく。

なんだか難しいでしょうか。
これって、ホメオパシーの基本といわれるところと同じとお気づきでしょうか?

「さらに続けると、症状を敵にせず、やっつけるのをやめて、逆にパートナーとして
病気の状態から脱する手伝いをしてもらえばいい。」と語られています。
「病気の目的はただ一つ、人を健康にすることなのである。」と。
一般の医学に慣れ親しんでいたら、驚くかもしれません。

症状とは影、自分自身の暗い部分だと言います。
このことを、自分(自我)として生きている私達は、両極性を捨て
一つの極を選択している、という説明を著者はしています。

私達は人間として生きているうちに(?)いろんなことを「いらない」と
無意識で拒否しています。私達は片方の極をよしとし(たとえば「美しい」)、
拒否した反対の極(たとえば「醜い」)は暗闇に押し込み見ようとしない。
本当は美しいは醜いがないと存在出来ないのに、っちゅうことですね。

「ある」のに「ない」といわれてもねえ〜というのが影の声でしょうか。
自分の内側には自分の認めたものだけを見て、認めないものを外部としてしまうことを
投影するのだそうです。自分と他の存在と境界をつくることは本質と統合されていません。
なにか「欠けている」のです。人間は生まれながらにして病気なんですって。
ホメオパシーでいうMiasmasのpsoraのよう・・・と思った人は少なくないのでは?

影は人を病気にするけど、影と出会うことで健康になる。
ああ・・・これって、ホメオパシーの学校等でいつもいわれる「気づき」なんでしょうね。
自分の癖というか傾向を克服したり治すのではなく、「自分にはそういう傾向がある」
とちょっと気づくだけで、かなり治癒が始まっているそうですから。
というようなことを深ーく、私の中でリフレインしながら読めた本でしたよ。

難点は、絶版になっているので手にはいりにくいのです。
復刊を強く望みます。
治療士を目指す方に超おすすめです。
どのページを読んでも、色んなことが繋がってきます。
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by miroku-ai | 2007-05-08 23:28 | プラスαな本


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