攻撃とアレルギーのメカニズム

前回病気が教えてくれる、病気の治し方の続きです。

この本の前半は病気とは?の哲学なんですけど後半はよくある病気の症状をとりあげて、
そこに象徴されるメッセージを「心の問題」として解説されています。
ある症状を調べて、自分で病気について、自己認識するためのトレーニング
のために使うように用意されています。最終的に世界観を広げてくれということかな。

この本のおかげで、ホメオパシーの理解がすごく深まったと前回報告しましたが
レメディーの理解も深まったような気がします。

潔癖性ってありますよね。Ars.(アルセニカム)なんか潔癖で有名です。




汚れることが大嫌いなレメディーさんです。
身だしなみはよくて、何事にもきちんとしています。
秩序のあること、整然としていることに取り憑かれています。
この本の抵抗力や皮膚の章に書かれてあるアレルギーの解説を読むと
Ars.の症状や、マインドが理解しやすいです。もちろん他のレメディーも。
Ars.さんの場合、己の内面に「不潔や混沌」を認めない、つまりそこが影となって
あらゆる外の現象が投影され、自己と他の境界が強固になって、ますます攻撃が
強くなっていきます。それで、本来攻撃するはすのないものまで攻撃して
過剰アレルギーとなっちゃうんですね。

まあ、Ars.さんの場合こうやって激しく攻撃しちゃってますけど、
ある性質を心から追い出してしまっていて、Ars.のように攻撃性を実現しているのに
自分の内部にそれを見出そうとしていない場合と、すっかりその性質を抑圧して
まったく実現していない場合とがあるのです。たとえば、calc.(カルカーブ)さんです。

calc.は攻撃されたりするのは嫌いですね。防御するがテーマのレメディーです。
攻撃と防御、二つの極が見えますね。calc.は自分の攻撃性を内部では認めていないんです。とっても恐がりのレメディーさんです。

calc.って何から作られたレメディーかというと、牡蠣。殻の内側から作ります。
牡蠣のむき身はとても傷つきやすいですが、外側はどうでしょう?
手を切る危険があるほど、ゴツゴツして硬く鋭い殻ではないですか!
ある意味、攻撃性と関係ない性格のようですが(くわしくみていくと攻撃性も持っています)
「防御」という「攻撃の対極の言語」によって、攻撃性をみることができないでしょうか?
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体内に侵入する危険な異物から身体を守りたい。という大事な働きがcalc.さんも
やっぱりやりすぎちゃって、武装してしまっているのです。身を守って閉じこもるですね。

Ars.はアレルギーという症状(喘息、アトピー)で有名ですが、
calc.さんもアレルギー体質の方はいます。

猛毒(Ars.)という攻撃性を自分自身で大発揮しているか、
殻(calc.)という攻撃性を自分自身で見えていない(抑圧)か
という点で違うだけで、どちらも攻撃性を一つの軸にしてとらえると面白いなと。

アレルゲンとしての洞察もおもしろかったです。
ペットの毛、特に猫の毛のアレルゲンとか、花粉症はもちろん花粉ですが、
花粉なんてほんとになんでアレルギーを起こすの!?って感じの物質です。

この本では、「花粉は生殖のシンボル。愛、性、衝動、繁殖というテーマがあり、
これらに激しく抵抗している」ですって。はあ〜驚いた。
私、猫アレルギーなんですけど、猫なんかは「なでたり、身体をすり寄せるを連想し、
柔らかくてしなやかでありながら動物的・・・つまり性的な意味合いを持つ」ですって。

自分にとってアレルゲン=敵となるのは、象徴的意味を持つものが好まれるんだって。
おもしろーい。(他にもありますよ〜呼吸器、消化器、事故、癌、エイズetc)
敵とみなさず、はやく解放してあげなきゃね(^_-)いろんなこと。
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by miroku-ai | 2007-05-09 03:02 | ホメオパシー


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