三連休はなんやかんやと忙しかった。
連休中日は、長男クラスののレクレーションへ。 軽く山登りしたり、ドッチボールしたりと久しぶりにアウトドア満喫。 長男のクラスはノリがよく、親子みんなで仲良しで、いいのだ〜 この日は、親子ドッチボール対決をして大ハッスル(死語!) (お父さんもお母さんもかなり本気だった) 私は、ドッチボールなんて、何十年ぶりでやったっす(汗) 息子がねらってくるのを受けて立つわ!とはりきったはいいが、 受けたつもりのボールがはじいてトホホの即!外野。 でも復活できて(当てたお子ちゃまゴメン)〜楽しかったぜい。 寝る前に、息子が「お母さん、ちゃんと運動できるやん」とぽつり。 そう、私は小さいときから、超!超!運動音痴で、コンプレックスの塊。 子ども達はわたしより、かなりマシに育ってくれて、一安心だけど 子どもに指導なんてできね〜って思っている。 それを知っている息子が、今日は案外活躍してたやん、と言ってくれた。 まだ幼い彼からみると、私の「ニブサ」ってたいしたことないらしい。 (そのわりに、「おやじやのうて、おばさん狙え〜」って言ってただろーが〜バーロ) 確かに長男のストライクゾーンってとっても広いの。 「お母さんってかわいい」「お化粧するとめっちゃ美人」 「お母さんはいつもおしゃれ」(///(エ)///) ある意味「見えていない?息子」かも・・・(笑) そやけど〜そう言われると、 「そーう?( ̄∇ ̄*)ゞ」って思ってしまう厚かましい私。 彼だけでなく、私を褒めてくれる子ども達(あくまでチビの時)の言葉で、 私のシミやシワがどれだけ生まれずにすんだことかと思うとねえ〜 だから、このノリで、褒められることってすごい潜在意識に 働きかけるんだ、ってことがよくわかる。 それを小さい時からよくささやかれている母親って(父も)・・・ふふふ。 子ども達こそ、「褒めて育てる天才」じゃ、あーりませんか! この子どもの発する「誉め言葉」って、シュタイナーのいう「畏敬の念」を 子ども達自身が持っているってこどじゃないかな。 「良い 悪い」ではなく、尊敬する自分のお父さんお母さんを ありのまま「善い」と思える心。 「○○のお母さんと比べて」とかじゃなく ただただ、素直に「うちのお母さん最高」って思ってくれている。 ・・・・なんてありがたいんだろう。 5年生という、子ども時代の黄金期を経て、いずれやってくる思春期に その畏敬の念は一度子どもの手で壊されないといけないだろうけれど、 思春期が終わる頃、再び子どもの世界観は親から友人、恋人、社会へと広がり 再び彼らの土台にある「畏敬の念」は世界に開かれる。 7〜14歳までの第二7年期は、「大人の自然や宇宙に対する畏敬の念」の もちかたがとても影響するといわれている。 0〜7歳の第一7年期も「畏敬の念」が大切といわれているが もっと狭くて、それは、「子どもに対する畏敬の念」。 それらが育っていると、「全ての存在にYES」と言えるんだろうな〜 って、長男と会話しながら思った(ものすごく羨ましさも交差しながらね) 「母さんは、なんで、ちゃんと運動できる人やのに、出来ないって言うの?」 って聞かれて「ドキ!」 「うーん。小さい頃の母さんは「なんにも出来ない」って強く思っていたの。 でもね、確かに、今の母さんは、そんなに「出来ない」って思ってないわ・・・ 不思議やねえ」 「○君(息子)は、今は水泳でたくさん泳げるようになったけど、 少し前は出来なかったやん。 だけど、水泳選手からみたらあんまり出来ないみたいにみえるでしょう? そんな風に大きな目で見たら“出来る”って事もいろんな程度があるよね。 母さんはその時に出来ることを出来たって思えずにいて、誰かと比べていたり、 誰かまわりに出来ないんだって言われたことを信じ込んでいたのかもしれないねえ」 なんて話をした。ほんとうに、宇宙の規模でいうと、私達の出来る出来ないって いう範囲って知れているのに、その点に過ぎないようなことを何千里もあるように 受け取ってしまっているみたい、っていうようなことも話した。 劣等感、罪悪感・・・みんな、その人本人が色づけしているんだね。 ただただ、眺めて、「そうなんだ」、って思えなかったんだ。 息子と同じくらいの幼い私に戻れたら、「そのままでいいんだよ」って、 立ちすくんで動けなかった私に、そーとささやいてあげたい。 それだけで、「チビねいろ」の笑顔が一瞬で戻るのにねえ。 30年後の未来から、エールを送ってやる、そっと抱きしめてあげるだけだけど・・・ でも、こうやって、息子から教えてもらって、気付けた今に感謝している。 子どもの時のちょっと哀しい経験だけじゃなくて、 様々な嫌な経験は、年をとって本当の意味がわかるときがくる。 そうすると、オセロのように、ぱたぱたと白が黒に、黒が白に一斉にかわる。 シュタイナー教育って、別に独特のものではない。普遍的な真理じゃない? 子どもの善き人生の為だけでなく、 それに関わる人の人生を善くする考えである、と思う。 空があんなに青く、高い。 雲の形に心をあわせる。 月が明るく輝く。 虫の音色に聞き惚れる。 僕のまわりは美しい、私のまわりは美しい。 子ども達と一緒に経験すること増やしてみたい。 PS 次の日、やっぱりキター!!!筋肉痛。 そして、“シミ”になりそうなホッペを発見!!! めっちゃ厳しい「気付き」やんか。
by miroku-ai
| 2007-09-25 00:00
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