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土佐日記とか徒然草とかブログとか

ブログってすごい勢いでふえてます。(お前もその一人だっちゅうの)
ブログって、「国民総エッセー時代」みたいな感じかな?

 エッセー 【(英) essay; (フランス) essai】 goo国語辞典より
 形式にとらわれず,個人的観点から物事を論じた散文。
 また,意の趣くままに感想・見聞などをまとめた文章。随筆。エッセイ。
 ある特定の問題について論じた文。小論。論説。

エッセーって物書きさんが出版物を通して書いてるものだけど
日本の元祖随筆家って吉田兼好「徒然草」かいな?
清少納言「枕草子」や鴨長明「方丈記」のほうが古いか。

日記としちゃあ
  「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」
紀貫之「土佐日記」 のほうが時代は古いか。
ブログって、日記のような随筆(エッセイ)のようなものですか。
日本の中世文化を発展させた形のようなものかな〜。

 「つれづれなるままに、日ぐらし硯にむかひて、
  心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、
  あやしうこそものぐるほしけれ。」

は〜色々と現代訳ありますがね。
徒然草の「序段」の文は(訳が)むつかしいなあ。
でも今のブログ事情ってって兼好さん達が序文で言ってることそのものやん〜

 「文筆家もする日記というものをド素人のわたしもしてみちゃった」

 「だらだらと一日中PCの前にいるときに
 心に浮かんだあんなことこんなことを適当に書きとめてみした。
 実にくだらないものですぞ」
                          BY ねいろ

・・・みたいな感じで。
吉田兼好ってトレンディーおやじだったんだねえ。
by miroku-ai | 2007-01-30 12:03 | プラスαな本


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