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公立学校

続きです。

なんで前回教育云々を長々と書いたかというと、
最近の教育現場も少しずつ変わって来ていると感じたからです。

フリースクールの学校が開校しそちらへ入学させようとしたとき
上の二人の子どもはは公立小学校に通っていました。
「来年度から無認可の学校にいかせます。無認可なので
この小学校に在籍させてほしいです。」
と校長先生に言いにいきましたら、驚かれたのは無理もありません。



小学校としては教育委員会に問い合わせたりしたようです。
案の定「認めない」とかいうことをいう教育委員会でした。
校長としても「不登校児童」は出したくないしね〜

「将来必要になるかもしれませんから、卒業証明も欲しいのです」
とかも言いいましたら、「籍は1年後抜きます」といわれましたけど。
(それは日本国民であるかぎりホントは出来ないことなんですけど〜)

結局、ふたをあけると「籍はずっとある」「卒業証書もでる」ということに。
何度も校長室に足を運んだからなのかしら。
けっこううちの市は「保守的」といわれていますけど、
結局は「校長の采配」で決まるようです。
だから、他の地域の子ども達への対応はばらばらです。

前例をつくってしまうまでは大変ですが、いったんつくってしまえば
それほど大変でもありませんでした。
でも、やはり、校長・教頭先生は不登校児童である我が子達のために
いらぬ労力をさいて下さっているので、いつもありがたかったです。
海の物とも山の物ともわからぬフリースクールというものをきちんと、説明し、
「子どもをよからぬ道に導くモノではない」とわかってくださると、
とても興味をもってきいてくださいました。

教育現場の先生も校長先生達も、お上と保護者の板挟みでどうしようもない
のでしょう。個人の教育にかけるおもいを実現させるのは難しいのでしょう。
「教育は芸術を通じてなされないといけない」という考えのもと日々書き留められる
子ども達の色とりどりのノートをみてどの先生もため息をつかれます。
もちろん「こんなので(遊んでばっかりじゃん)どうやって習熟させるのか?」
ともきかれます。
これは本当に伝えるのが難しいですね。
by miroku-ai | 2007-02-18 02:19 | シュタイナー


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