人気ブログランキング | 話題のタグを見る

理解すること

シュタイナーを学びたいなら、
「神智学」 「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」 
「自由の哲学」  「神秘学概論」
が必須書籍といわれています(これ読まなきゃ単位がもらえないというわけじゃあないけど)

・・・・・そっ、それがまた、ムツカシーんだ。寝るほど。(−ρ−)........zzz
タイトルからして、「ぎょ〜硬ったーい=歯がたたない!」って感じ。
何年か前は、買ったことは買ったが、まさに「本棚の肥やし」と化していました。
何度か取り出しては、あきらめる、の繰り返しを何度したことか。

そんで、ホメオパシーの学校に入学したら、またでた「必須書籍」
まずは、ハーネマンの「オルガノン」
ホメオパシーをやっていて、これ知らなかったらもぐりです。
ホメオパシーの発見者のハーネマンがここにホメオパシーの全てを
結晶化してあります。

それから、ケントの「ホメオパシー医学哲学講義」です。
「オルガノン」の解説をしながら大学生に講義した内容です。

入学当初は「嗚呼〜また難解な本 読まなアカン」と泣けました。
これまた英語だし。最近日本語訳が出版されました。(原書はドイツ語です)



ホメオパシーの学校の有志で勉強会があり、それに参加したりしています。
この二大必須本を輪読して、読み解いていくのです。
ホメオパシーの学生はこの本以外にも色んな本を読んで勉強しています。
シュタイナー界隈も各地でシュタイナーの著書の読書会が開かれています。

んで。
ホメオパシー学生になってしばらくして、また懲りずにシュタイナーの「神智学」
などを手に取りましたら、あーた。「簡単じゃん!*」って。
びーっくりしましたわ(´゚ω゚):;*.':;
*誤解を招かぬよう註釈:全てがわかるというわけでは決してありまへん。

「あら この本、日本語で書かれてたのね〜」みたいな感じといいましょうか(笑)
なぜ、あんなに難解だと思ったのか、不思議なくらい、内容が理解出来るのです。

シュタイナーの本を読んで、またホメオパシーの関係の難解な本を読むと
「目からウロコ〜」状態でわかるのですよ。
わかる、というか、おもしろい〜と感じられるというか。

ホメオパシーの学校の学長の口癖は「私はこの本は200回読みました」とか
「1000回読みました」とか(汗)そうすると、
本のエッセンス等が立ち上がってくるらしい。
昔は、「え〜嘘や」と半分思ってました(ごめんなさい)
最近は、「名文、名書と言われている本を何度も読む」と内容が自分に入ってくる
感覚が何となくわかるようになりました。

英語習得でも、漢字習得でも、ある程度数をこなさないとダメっしょ?
そんな感じですね。
読書も初めは字面をおうだけかも知れない。でも何度も読むと内容が
わかってくる。「臨界点」のような・・・?
(もっといえば、ホメオパシーのポーテンタイズのような?)

ホメオパシーや、シュタイナーを学ぶ方、これ以外の勉強を始められた方。
「必須本」が難しくて お手上げしても、大丈夫。
ジャンル問わず名書、古典といわれているものを、片っ端から読みましょう。
しばらくたってから、お手上げした本に戻ってみてください。
きっと、読みやすくなっていますよお〜

本を読んで内容を理解すること。
人に出会って、人を理解すること。
これって、意外と似ています。

わかる力は愛だって(*^_^*)
by miroku-ai | 2007-04-20 23:52 | プラスαな本


<< 何の子どもだ? 14歳の君へ >>